treatment

1矯正初診カウンセリング シュミレーション

初診ではまずカウンセリングを行い、患者さまが感じておられるお悩みを伺います。 その後レントゲン写真を撮影し、かみ合わせの状態や舌・唇の癖などの視診を行い、治療に関するご希望やご質問をお伺いしながら、マウスピース矯正の特徴についてご説明いたします。 当院では、お口の中をスキャンするiTero(3D光学スキャナー)を2台所有しており、その場で、矯正のシミュレーションを行うことができます。 iTeroが2台あれば抜歯・非抜歯など、複数のプランも同時に比較可能です。 また、smile viewを使用すれば60秒で新しい笑顔のイメージを作成できます。 ご家庭でもイメージを伝えて相談しやすいよう、シミュレーション結果はお帰りの際、データでお渡しいたします。
※シミュレーションは、いつでもお費用の負担なしで行えます。

治療を開始するかどうかは、初診時にお決めいただく必要はありません。治療に進む場合は、次に検査(資料取り)のご予約をお願いしています。

2矯正資料取り

詳細な治療計画を作成するため、レントゲン撮影や、口の中・口元・お顔の写真撮影、歯型の採得、必要であれば追加のスキャン等を行います。 痛みの伴う治療はありません。 当日、検査費用として¥50,000+税をお支払いいただきます。 約2週間後に治療計画説明のご予約をお願いしています。
※検査費用は、後日、矯正費用より差し引かれます
※検査費用代のみ、カード支払いも対応可能

3治療計画説明 同意書

資料取りの結果より診断した治療計画をご説明いたします。 具体的なマウスピース枚数、治療期間の情報や、矯正治療後の理想歯列、途中経過の歯列状態も確認していただけます。 部分矯正(MTM)やスピード矯正(コルチコトミー)との組み合わせも可能であればご提案いたします。

矯正開始前の歯列から、どのように歯を動かしていくかの治療計画をシミュレーションし、矯正治療後の理想歯列の状態をPC上で確認します(クリンチェック)。 この時点で、矯正に必要なマウスピース枚数、それに伴う治療期間も具体的にお伝えが可能になります(総枚数×1枚あたりの装着日数)。 患者さま自身も、治療開始から終了まで歯列がどう変化していくかのイメージを掴むことができ、さらにそのイメージの中で患者さまの細かい要望も治療に取り入れることが可能です。 また、抜歯・非抜歯プランなど、複数のプランを同時に検討することも可能です。 プラン決定後は、矯正治療についての説明文書をお渡ししており、治療を行う上でのリスク等についてもきちんと説明を受けていただいたのち、同意書にサインをいただきます。 実際にかかる矯正費用についても、同日に説明を受けていただきます。 矯正費用についてはこちら 約3週間後に、治療開始のご予約をお願いしています。

4治療スタート

治療を開始するにあたって、抜歯が必要な症例の場合、マウスピース矯正を始める前に抜歯を行います。 治療開始当日は、歯の表面にアタッチメントを付与し、マウスピースの着脱練習や洗浄方法、その他取り扱い方法など、矯正治療を始めるにあたっての注意事項を説明いたします。
※矯正による抜歯は自由診療の為、別途お費用として¥5,000+税/本いただきます
※アタッチメントとは、歯の表面につける樹脂製のパーツです。 マウスピースが歯に加える力を補助する為に付与します。 マウスピースの浮き上がりを防止する役割もあります。 白い材料の為、歯の表面に付けても目立つ事はありません。

5月に1度の定期診察

矯正開始後は、月に1度のペースで定期診察を受けていただきます。定期診察では、矯正の進行具合、マウスピースの適合を確認いたします。途中経過の記録のため、口の中・口元・お顔の写真を撮影し、自宅での交換分マウスピースをお渡しいたします(約1ヶ月分)。 定期診察による、矯正の追加費用は不要です。 診察時には、唾液による自浄作用の低下を補い、虫歯を予防するためのフッ化物塗布を保険診療で受けていただきます。(1回あたり¥200〜¥1,000程度)

6途中評価

治療計画でマウスピースの枚数が多い場合、途中経過の評価を行います。 現在の歯列をスキャンし、iTeroで治療計画とマッチングさせ、相違の有無を視覚化し、評価いたします。 評価の結果によって、プランの続行または治療計画の修正(リスタート)を決定します。
※オプション回数によっては、リスタートの追加費用あり

マウスピースの枚数が多く、治療期間が長期に渡る場合は、途中経過の評価を行います。インビザラインは取り外し可能な装置のマウスピースを使用するため、治療の成果の可否が患者さん自身に委ねられる部分も大きく、歯を動かす量によっては、計画通り歯が動かないこともあります。そのため再度歯列のスキャンを行い、iTeroを利用して、現在の進行具合、プランとの相違の有無を視覚化し、確認いたします。 必要であれば、治療計画の修正を行います(リスタート)。 計画通りであれば、プランを続行いたします。

7最終評価

最終番号のマウスピースで、最終評価を行います。 途中評価時と同じく、現在の歯列をiTeroでスキャンし、最初に設定した理想歯列との相違を視覚化させ確認いたします。 また
かみ合わせの状態も含め、医師による評価を行います。 その後、患者さまのご意見・ご要望を確認し、矯正終了または再度治療計画の立案・続行(リスタート)の決定をいたします。

8アタッチメント除去 
保定スタート

矯正終了後は、スタート時に歯に付与したアタッチメントを除去し、歯面清掃を行います。 矯正終了後は後戻り防止のため、保定装置(リテーナー)の使用が推奨されます。 当院では、矯正治療期間と同等の保定期間を推奨しております。

リテーナーとは
歯の移動を終えたあと、後戻りなどの防止のため、取り外し可能な装置(保定装置、リテーナー)を一定の期間ご使用いただく必要があります。 リテーナーにはいくつかの種類が存在します。 歯の型取りするものや、デジタル3Dスキャンによってマウスピースを作製するものなど様々です。 種類によっては、追加でお費用が必要なものもあります。
リテーナー

9その他治療へ移行 
メインテナンスへ

矯正治療終了後は、リテーナーを使用しながらホワイトニングなど審美的な治療への移行も可能です。 多くの患者さまは矯正治療終了後、定期的なメインテナンスへ移行されます。 メインテナンス来院時には、クリーニングの他、後戻りやリテーナーの破損の有無も確認いたします。 また矯正治療期間内であれば、後戻りがみられた場合、再度矯正治療をスタートさせることも可能です。
※矯正治療期間は、プランごとに異なります